ローカルの間では"The Country Club"と呼ばれている。話によれば、Manila Golf Clubのメンバーが何人集まって、超エクスクルーシブなゴルフクラブを設立。メンバーは200人ぐらいで週末もガラガラ。コネが無いとなかなかプレーできない。設立当時のメンバー達はわざわざTom Weiskopfを呼びつけて本人自ら来比、当コースを設計、工事をマネージ。

設備はそれほどではないが、200人のメンバーのためのクラブであるので、それほど必要はない。クラブハウスは、ロッカールーム、カフェとちょっとした物置の大きさのプロショップ。ティーオフ時間はあってないようなもの。朝食を食べ終わったらスタートする。カフェのテラスで、夫婦らしきメンバーが新聞を読みながら朝食。なんと言う余裕。

コースの方は当然メンテ抜群。あまり使われていないためかもしれない。フェアウエーはディボットすくないし、グリーンは早い。しかも前後にプレーしている組が全然いない。週末だったが、ガラガラ。

デザインもなかなか。比較的平坦なので、タイの一流コースに似ている。Tom Weiskopfのこだわりが一つ - ブラインドホールを避け、なるべくティーボックス、フェアウエーからグリーンが見えるようにコースを設計した。

(4/2011)

前回プレーした以来、コースが大分改造された。経営困難のため、オーナーも代わり、ゴルフ場、クラブハウスがアップグレード。設備は近代的に、コースは池などが増えた上、グリーンも砲台になり、難易度アップ。メンテは相変わらず一流であり、サービスもトップクラス。コロナの関係でキャディーとスタッフとの距離感あり、ちょっと残念。ロッカールームも使えず。

(8/2022)

写真：土地は比較的平坦であるため、池などでチャレンジングなコースを設計。17番ショートは改造後半島になり、難易度アップ。