コース説明の前に、メンバーの暖かさについてちょっと語りたい。18番ホールのグリーン横にクラブハウスのテラスがあり、晴れている日にメンバー達がワイン・ビールを飲みながらプレーヤーのパットを観察。パットを決めれば拍手、外したら「残念！」とのリアクション。ホールアウト後、ビジターにも関わらず一杯誘われた。イギリスのコースではメンバーはビジターを良くするのは当たり前だが、このように一緒に飲むのは初めて。そのグループには理事長もいて、飲み終わったらクラブハウスのツアーガイドをしてくれた。とにかく非常にウェルカミングなメンバー団。

コース自体はリンクスで面白い。アップダウンも多く、砂丘の間にホールが設計、フェアウェーの左右に高い壁があるホールが多い。海沿いなので、風も強い。メンテは勿論抜群。個人的に面白さから言うとTurnberryに並ぶほどのもの。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2016/5)



写真：18番ティーグラウンド。春になるとゴースに黄色い花がつき、地味なコースに色が付く。